【 人材システム改革・若手研究者育成の構想 】

 本学では、「国際的にも最高水準の学術的成果を生み出すための拠点形成活動を強力に 展開し、その成果を大学院や教育研究センター等にフィードバックすることにより、既存組 織を含む大学全体の教育研究水準の向上に結びつけるための新たな枠組み」として、学 長を機構長とする「戦略イニシアティブ推進機構」を平成19年度に創設する。本プログラム は当推進機構の機能を活用しつつ、より効果的にそれを発揮させることが期待されるもの であり、既存の部局の教育研究を担う人材としてばかりでなく、当機構の中核を担う「若手 大学人」を育成する。国内外から生命・自然科学分野の15名の優れた若手研究者を国際 公募により特任助教(または特任准教授)として任用し、5年後のテニュア審査を経て准教 授(または教授)に昇任させる。学長は戦略イニシアティブ推進機構を通して、本プログラ ムを強力に支援する。また学長が統轄する若手研究者育成推進委員会(審査アドヴァイザ リー部門、支援部門、研究戦略部門)が若手研究者の支援を行う。メンター制度、スタート アップ資金を含む研究費支援、研究補助員配置、若手研究者専用の研究スペース、およ び共通機器室などの研究環境を整備する。本プログラム終了後には大学資金により本プ ログラムに準じた後継プログラム「若手大学人育成イニシアティブ」を継続的に推進してい
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人材育成システム